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どこまで放置してんだこの屑!とかいわれそうな気分です。
エグイ幼少幸をUPというか、血みどろ。

気持ち悪くなりそうなんで気をつけてください。















「狂っている」
幸村に初めて会った佐助がぽつりと言った言葉だった。

自分もまだ若かったから、忍としての感情が多かったのかと思うけれども、それでもあの頃の幸村は誰かから見ても異常なものだった。

背筋が凍る

張り詰めた秋の朝焼けに一人彼はいたのだ。
佐助の身長の半分の背に、まだ柔らかそうな茶色がかった髪の色
どこから見ても、姿はまだ子供だったのだ。
ただ、どこかがおかしい。
壊れてしまった人形のよう
螺子でも外れてしまったようだった。
狂っていた
あの頃の幸村は

草原と同じ色の着物は紅く
幼い小さな指の間も紅く
可愛らしい顔にも紅く
それでも、尚平然と幸村はそこに立っていたのだ
何かを抱えて
佐助が目を凝らすと
それは生まれたばかりの兎だった。
白い産毛は紅く
ただ、ただ紅く

それでも、幸村は平然と

佐助は吐き気を覚えた
兎の腸はずるりとその場に落ちていた。
内臓もぱっくりと開いて鮮血が零れる

ぽたり、ぽたり

臓器の破片は幸村の足についてあった。
兎の赤い目は白目を向いていた。
未だに兎はびくびく、痙攣していた。

なんなんだ、これは。

胃の中にからこみ上げる物を抑えながら佐助は幸村に問う

「どうして、このような事を…」

口を開く度、吐きそうになる。
幸村は振り返り、何故?と笑った。

「罪があるものは、罰せられるべきであろう。」

淡々と残酷な言葉が刻まれていく。
聞けば、この兎は市場の野菜をひとつ盗ったらしい。
それを偶然見ていた幸村が退治したと

兎の原型が無くなるまで

苦しくなった。息が、心が。
幸村が言ってることは、間違いではない。
罪があるものは罰せられる。
この子はそれを執り行ったのだ
間違いだと、言えなかった。
それでも―…


「なぁ、某は間違っているか?」

幸村と佐助の目が合った

「なぁ、猿飛」

いつもと変わらない、言葉
あの頃は、名前を呼んではいなかった。

変わらない、滑稽な情景
子守唄
人形

兎はもう幸村から逃れ草の上に横たわっていた。
飽きられた人形の扱い
この子にとってそれが生き物なのだろうか。

苦し紛れの回答に嗚咽だけしか残らない

描写



何かがこの子には無いのだと佐助は思う

怒りだとか
優しさだと
悲しさとか

全て、この子には欠けていたのだろう。

血まみれの小さな手から
掴むのは
どちらにしても

俺では無いのは確かだと











imgdiary035.jpg



この子が求めているのは、心か言葉か――それとも、永遠の契りか






BGM 「さかさまの蝶」snow

お粗末さまでした。実は駄作からのUP
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